結婚式をみせられなかったご両親に
関東在住のS様ご夫婦よりラインにてお問い合わせがありました。コロナ禍のため関東での結婚式を新婦様のご両親に見せることができず、地元でのフォトウェディングを検討されていました。週末の三連休を利用して帰省されるとのこと、本番まで三週間ほどでしたので、スピーディーな対応で進めて参りました。
撮影は別府の山荘神和苑で、和装フォトウェディングをご選択。お支度はこちらの離れを貸切り、高級感漂う贅沢な空間で、旅フォトの準備を行います。フォトツアーには花嫁様のご家族も参加され、お支度中は冗談も飛び交い、和気あいあいとした雰囲気でした。こういった時間も含めて楽しめる旅フォトは◎ですね。
お支度中におふたりのブライダルリング、結婚式のアルバム、そしてご両親へのプレゼント(三連時計)をお借りし小物撮影を行いました。
帰省のタイミングでの撮影でしたので、衣装の事前試着は希望されずオンラインで手配されました。当初は「優しい色の打ち掛け」をご希望でしたが、ドレスコーディネーターと打合せを進めていくなか、華やかなお色の打掛にひとめぼれ。打掛はあずき色やうぐいす色と落ち着いた色彩ですが、金糸を多く使用しているので華やかな印象になります。上品な古典調の柄がS様に本当に良くお似合いで、会場の雰囲気ともぴったりでした。
定番の和傘ショットも幻想的なイメージで仕上げると、ムードあって魅力的ですね。
着物+モノクロの光と影でカッコよく。
結婚式をみせられなかったご両親に、今回のフォトウェディングでひとつの形ができることを、とても楽しみにされ、神和苑さんという素敵なお宿でのひとときを家族にプレゼントできると思うと、一層ワクワクしているとおっしゃられていたおふたり。
フォトウェディング後のディナータイムは、お宿で鉄板焼きを舌鼓。その後、海地獄のライトアップを鑑賞されたとお写真いただき、旅をかねて一日まるっと楽しんでいただけたのかな!と、思わずほっこりしました(^^)/
夜の海地獄という期間限定のイベントが一週間ほど開催されており、幻想的なライトアップの鑑賞はご家族との良い思い出になられたことと思います。「何から何まで至れり尽くせりで本当に頼んで良かったなって思いました」とお言葉をいただけとっても嬉しかったです!
S様、この度はありがとうございました。